AKB48の新曲5つのポイント

AKB48の新曲5つのポイント

AKB48の新曲が発表されると注目してしまいます。そのタイトルだけではどういった内容の楽曲、イメージなのかわからないからです。2006年に最初のシングルが発表された頃はいわゆるアイドル的なイメージの楽曲が多かったAKB48。しかし最近は様々なイメージの新曲がでており次はどんなAKB48が見られるのかと楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?



AKB48の魅力はその人数の多さ故の多様性以外にも楽曲の良さが挙げられます。日本の芸能界はそのアイドル性だけで長く続けて行けるほど甘くはありません。また、アイドル性だけではAKB48の様に多数の楽曲に対する記録を達成することなど不可能だと思われます。

2012年のAKB48の新曲は年間販売枚数の多い順から「真夏のSounds good !」(182.0万枚・5月23日発売の新曲)、「GIVE ME FIVE!」(143.7万枚・2月15日発売の新曲)、「ギンガムチェック」(130.3万枚・8月29日発売の新曲)、「UZA」(121.5万枚・10月31日発売の新曲)、「永遠プレッシャー」(107.3万枚・12月5日発売の新曲)というように、発表される新曲はいずれもミリオンセラーを達成しています。シングルの年間1位3年連続、2年連続シングル年間トップ5独占、5作ミリオンも史上初の記録となっています。

CDの販売不振が叫ばれる昨今。これだけのセールを行うAKB48はまさに驚異的な存在です。その様な存在になるにはそのアイドル性だけではなく毎回発表される新曲の内容も大きく関係してくるはずです。そのAKB48の新曲の魅力とはなんなのでしょうか?


AKB48の新曲を読み解く5つのポイント

①センターを意識した楽曲とイメージ作り

毎回発表されるAKB48の新曲には必ずセンターと呼ばれるメンバーが存在します。今まで選挙やじゃんけん大会によって選抜されたメンバーは5名。その他にも高橋みなみ、小嶋陽菜、松井珠理奈、渡辺麻友などもWセンターとして参加しています。AKB48の新曲は、そのセンターを大きく意識していると思われます。

例えば2012年10月発表の「UZA」では大島優子と松井珠理奈がWセンターとなっています。その二人のイメージに合わせダンスが激しく、曲調もそれに合わせたダンサブルなもので彼女たちの長所を大きくアピールしています。一転、その後発表された「So long!」では渡辺麻友がセンターになっており、曲調もおだやかでミュージックビデオもそれに合わせ学園内でのゆったりとした様子を描いています。

②楽曲の多様性

AKB48が発表する新曲は曲ごとに大きくイメージが違います。それは前項でのセンターの違いによるもの以上に、多くのファンを飽きさせない工夫が凝らされています。この傾向は「RIVER」から顕著になってきているのではないでしょうか?「RIVER」では黒を基調とした衣装にダンサブルなナンバー。

一点次に発表された新曲は「桜の栞」に続き「ポニーテールとシュシュ」、「ヘビーローテーション」と女の子の可愛さを存分に引き出したナンバーとなっています。その曲に合わせてAKB48のメンバーが着る衣装、メイクまでも変えていくことによりその新曲新曲ごとにどの様に自分の推しメンが変化していくのかをファンは心待ちにしています。

③時節に合わせた曲作り


AKB48の新曲には「水着ソング」、「卒業ソング」と呼ばれる曲があります。夏にはミュージックビデオの中で水着姿で踊り回る「水着ソング」。卒業シーズンには卒業をテーマに作られた「卒業ソング」。それぞれが発表されます。ファンとしては「今年の水着ソングはどんな曲なのだろうか?」、「自分の推しメンはどの様な水着で出てくるのか?」と新曲に対する期待をふくらませます。また今や国民的アイドルにまでなったAKB48。

彼女たちの「卒業ソング」の新曲は、卒業シーズンに街に溢れます。毎年同じ曲で自分たちの卒業を祝うのではなく、毎年出されるAKB48の新曲が彼らの卒業年のテーマソングになり思い出として残っていきます。

④メッセージ性

時節に合わせた曲作りに加え、10月に発表されるAKB48の新曲はメッセージ性が強い曲が多く発表されています。今まで10月に発表されたAKB48の新曲は7曲。その中でも「夕日を見ているか?」、「RIVER」、「Beginner」、「風は吹いている」、「UZA」は世間に対する問いかけや、メッセージを発信している曲となっています。

特に東日本大震災を体験した。2011年。その年の10月に発表された「風は吹いている」は強烈に震災を意識した曲となっています。出だしの「この変わり果てた大地の空白に」から始まり最後の「できることから始めようか?」まで、その災害による哀しみから、明日へ向かおうとする希望までを書いた曲となっています。そうしたメッセージを常に世に問いかける。これもAKB48の10月の新曲の魅力です。

⑤センターによる可変性

AKB48の新曲が発表されると、その曲をセンター以外のメンバーがセンターとして演じる場合があり、youtubeを見ていても一曲に対して色々なメンバーのセンターバージョンがアップされています。同じ曲でも、前田敦子や大島優子のセンターと、他のメンバーのセンターでは雰囲気が変わってきます。

また、センターになった事がないメンバーを推しているファンもふいに自分の推しメンがセンターになった姿を見ることができます。最新作である「さよならクロール」ではセンターを4人にするという新しい挑戦もしています。こうした可変性はまさに多くのメンバーがいるAKB48ならではです。


いかがでしたでしょうか?

総選挙の投票券目的のCDの買い占めを誘発させるなどネット上のみならず、様々なメディアにおいて金儲け主義など批判される機会も多いAKBビジネス。しかしそれでAKB48の魅力がそのことによって廃れることはありません。

新曲がでる毎に新しい感動と楽しさを提供してくれるAKB48の新曲の作り方。また常に新しい話題を提供してくれるAKB48の新曲にはディープなファンだけではなく多くの人を魅了する力があります。今までも大きな進化を遂げてきたAKB48。これからもどの様に進化していくのか目が離せません。

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