AKB48が批判される5つの理由

AKB48が批判される5つの理由

今や「国民的アイドルグループ」の謳い文句に間違いがないほどに認知度の高いアイドルグループとなったAKB48。認知度だけではなく、社会に与えている影響も非常に大きなものがあります。人の目に触れる事が多ければそれだけ賛成、批判、様々な意見があるのは当然です。しかし、AKB48にはいささか批判があまりにも多いように感じられます。なぜここまで大きくなったグループにここまで批判があがるのでしょうか?



AKB48は長い時間をかけて現在の地位までやってきました。秋元康プロデュースとはいえ、当初は認知度も非常に低く、250名満員のAKB48の劇場もいっぱいにできなかったそうです。それがいまやAKBをテレビ、雑誌で見ない日はないレベルのアイドルグループになりました。人気と影響力は偽物ではないのです。一部の権力者の捏造であれば、ここまで続かないはずです。

しかし、ここまでの地位を築いているのに関わらず批判は後を絶ちません。批判は様々で、一般人から同じ業界の芸能人、歌手まで批判的な意見は彼女たちの活躍の数と同じか、それ以上に言われています。何故人気であるのに関わらずここまで批判されるのか、批判の種類も様々でそれに伴って理由が存在します。そこから、AKB48というグループがどういう存在であるかが見えてくるはずです。ここからはAKB48が批判される内容、その理由をいくつか考えていきます。


AKB48の批判を読み解く5つのポイント

①AKB48はアイドルである為

AKB48は秋葉原発のアイドルです。秋葉原というのは日本が誇るオタク文化のメッカであり、特殊なオタク文化が最高の地位を与えられている特殊な街なのです。秋葉原におけるアイドル文化というものは、80年代から90年代のアイドルブームとなった完成されたアイドルを応援するというスタイルとは異なり、人気のないうちから応援してそのアイドルを育っていく過程を共に歩むというスタイルで、ファンにとっては初期から育てたという感覚がよりアイドルへの愛を深いものにするのです。つまり、秋葉原のアイドルはファンの愛情が非常に深いアイドルなのです。

AKBは秋葉原で生まれ、世間に認知されるまでになりました。その間、多くのアイドルオタクと世間から言われるファンたちの愛情を受けて大きくなりました。ここに批判される原因の一つがあります。オタク文化であり、特定のファンから愛されるべきアイドルが、国民的アイドルの地位まで登ってしまったからです。AKB48のファンではない人達から言わせると下に見ているオタク達、そのアイドルが、自分たちの領域まで入ってきたと感じるのです。AKBなんて気持ち悪いオタクに応援されてるだけで誰が好きなんだよと幼稚な批判が生まれるのです。この批判はもはや時代遅れ感は否めず、もはや一般層にも受け入れられているAKB48ですが、未だにこういった批判をする人がいるのも事実です。

②CDセールスが付加価値による為

AKB48はミリオンセラーを次々と生み出し、CDセールスの大きさも桁違いです。その理由が、おまけとしてつけられている握手券等の付加価値によるところが大きい為です。数タイプのジャケットデザイン、特典がCDにつくことは今や珍しくありませんが、握手券というアイドルと握手できる権利がおまけとして付いているCDの売り方は特殊です。握手券の数だけ好きなメンバーと握手できるのです。これなら熱狂的なファンはできるかぎり、時には借金をしてでもCDを買います。現に一人で何十万円分ものCDを購入する人も少なくはない現状です。

これにより、楽曲本来の価値はなく握手という付加価値がなければ売れるわけがないという批判が生まれるのです。このAKB48の影響は音楽業界に非常に大きく、音楽本来の価値とは?という問題にまで発展しかねない、不況続きの同業の歌手達にとってはあまりにも大きな壁となってしまっているのです。

③歌手としてのパフォーマンスレベルが低い為


AKB48だけでなく、AKBグループはそれぞれが次々とCDを発売し、歌番組等にテレビ出演する機会が非常に多くあります。AKB48はアイドルであり、歌手という部類に属すはずですが、歌とダンス共に、AKB48よりもCDセールスが少ない歌手達と比べると、どうみてもパフォーマンスレベルは低いのです。

これはファンであっても感じるレベルだと思われ、歌は明らかに口パクであることが多くてダンスも不揃いが目立つことも多いのです。ここにも同業、一般からの批判が生まれるのです。あんなレベルなのにテレビ出るなよといった具合に言われてしまいます。

しかし、ファンに言わせれば、比べる必要なんてない、これがAKB48なんだという意見が占めているのが特徴的です。

④大きな権力を裏に感じる為

AKB48は秋元康というビックネームにプロデュースされ、その手腕によってここまで来たことは間違いないのです。ファンの応援の力も当然ありますが、それ以上に優れた裏方たちの仕組み作りによって大きくなってきたことは明らかです。付加価値である握手券。ファンの力を試し、且つ多方面から注目を集める選抜総選挙。AKB48のみでなく、各グループの結成による業界の席巻。過剰なメディア露出によるAKBが出れば売れるという現象の構築。

当然、全てが裏方の思惑通りではないにしろ、AKB48の裏に大きな権力が築き上げられているのは明白です。そこから、どうせ作られた人気なんだよという批判が聞こえてくるのです。しかし、考えれば芸能界はビジネスの場であり、現象に誰かの思惑があるのは当たり前のことなのです。

⑤世間からの注目度が高すぎる為

現在のAKB48は批判も含めて、あまりにも大きな注目を浴びています。大きなお金が絡んでいるのだからそれも当然ですが、恋愛禁止のルールを破ったメンバーが処分されるといったかなり細かな内情までも大きなニュースとして扱われる程です。次の楽曲のセンターが誰であるかといった事もトップニュースとして挙がってしまう程の現状です。そんなことには興味ない、おもしろくないといった批判が聞こえる原因がこれです。

しかし、この批判にここまでの原因も含めて、AKB48の存在というものが詰まっています。AKB48は世間からの注目、批判、全てひっくるめてAKBなのです。興味がなかった人に批判的意見を持たせて注目を一瞬でも集める、そこからAKB48を知ってもらう、人気の間口をこうやって広げてきたのです。総選挙、不祥事、握手会、全ての減少がAKB劇場内での出来事なのです。色んな人にこの劇場に足を踏み入れてもらう為には、批判も受け入れて、それすらも楽しんでもらおうという全体のエンターテイメントなのです。AKB48にとって批判は次への足掛かりで、生まれた批判に呼応してファンを獲得してきた、かつてない存在なのです。


いかがだったでしょうか?

AKB48というグループは批判が生まれる隙がたくさんあります。しかし、その隙は埋める必要のないチャンスであったのです。オタク文化であった秋葉原のアイドルが国民的アイドルに、すぐに終わると言われたブームも意外なほどの長期政権になりました。

批判が生まれるうちはまだまだ再燃のチャンスがあるとAKBグループは思うでしょう。AKB48は我々が思うより貪欲で狡猾な仕組みを携えたアイドルグループなのです。

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